母乳で赤ちゃんは乳酸菌を摂取している

私たちの体に有用な働きをしてくれる乳酸菌は、今様々な効果があるとして注目されています。
子供や高齢者など免疫力が弱い年代にも乳酸菌を摂取することで免疫力がアップし、風邪やインフルエンザにかかりにくい体、かかっても強い症状を出させない身体に出来る、またアレルギー対策にもなると話題になっています。

乳酸菌を摂取したいと思う時、大人の場合、ヨーグルトやお漬物などの食品、また補いたいという事ならサプリメントなどを利用して摂取する事が可能です。
では赤ちゃんはどうなのでしょう。
実は赤ちゃんの腸内には、これでもか!!というくらい乳酸菌が存在しているのです。
赤ちゃんはお母さんの体内にいる胎児の頃から、この菌に保護されているのです。
この世に生まれる時には乳酸菌に包まれるようにして誕生します。

お母さんのお腹の中から生まれる時、乳酸菌に包まれて生まれてくることで無菌状態の体を保護する事が出来るのです。
ただ誕生した後は?空気中にもたくさんの菌類がいますので、呼吸を始めればそれらの菌類を吸込み感染してしまいます。
耐性、免疫が弱い赤ちゃんがこんな状態でも健康にすくすく育っていけるように利用するのが母乳です。

母乳からたくさんの乳酸菌を体内に取り込み、赤ちゃんの腸内は95%以上がこの善玉菌類となります。
ヨーグルトやお漬物は酸味があります。
赤ちゃんの便は黄色くて時にヨーグルトのような酸っぱい香りがします。
これは腸内がこの善玉菌だらけであることの証拠です。
腸内に母乳からたくさんの善玉菌をもらい、赤ちゃんはウイルスや細菌類の感染をすることなく成長していくのです。

母乳や人工乳などからたくさんの善玉菌をもらいつつ、少しずつ大人と同じようなものを食べるようになっていきます。
残念ながらこの過程で、だんだんと腸内に悪玉菌も多くなっていきます。
それまでは母乳からもらうたくさんの乳酸菌によって赤ちゃんの体が守られているのです。
生後半年くらいから少しずつ離乳し始めますが、ちょうどこのころから、熱や風邪をひくなどの感染が心配されるようになっていくのです。

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